みなさんこんにちはYukiです。
AIはいまや、なくてはならない存在となってきていますね。
日々の生活からビジネスまで、AIはさまざまな形で私たちに関わっています。しかし、その機能と用途の多さから、どのツールを選べばいいのか迷うこともあるでしょう。
この記事では、各ツールの特性や使用シーンなどを初心者でも理解しやすいように、噛み砕いてChatGPTのような有名なAIツールを紹介します。
この記事を読むと
有名なAIツールをわかりやすく知ることができます。
AI、AI言われているけど全然使っていなくてどうすればいいー?
AIツールの比較
各AIツールの料金と特徴をまとめました。
AIツール | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
ChatGPT | 無料版あり、有料版月額20ドル | 自然言語処理による文章生成や質問応答などの機能を持つ |
Bing AI | 無料 | 検索エンジンとチャットボットの機能を組み合わせ、最新情報の提供が可能 |
Google Bard | 無料 | 自然言語処理による文章生成やプロジェクト管理機能、チーム管理機能などの機能を持つ |
Perplexity.AI | 無料 | 会話型検索エンジンであり、自動応答を提供するチャットボットの一つ。回答結果の文章の出典となるソース情報が明記され、信頼性の高い情報を提供する |
この4つのAIツールの名前は聞いたことあるかもしれませんが、ここからは内容を詳しく噛み砕いて説明します。
ChatGPTの特徴
- 大量の文章データを学習して、文章を作ったり質問に答える。
- OpenAIが開発し、2022年11月にリリースされた。
- 日本語でも使える(精度も高い)。
- PCとスマホどちらからでもがアクセスが可能。
- 使いやすさと高い汎用性で使用ユーザーが最も多い。
- ChatGPTの情報は2021年以前のデータに限られる。
- ハルシネーション(もっともらしいウソ)が出力が生成されることが問題視されている。
ChatGPTは、OpenAIが開発したチャットボットで、2022年11月にリリースされました。
大量の文章データを学習して、文章を作ったり質問に答えたりする技術が使われており、自然な文章を作ることが得意で人間のように受け答えすることが可能です。
有料版であるChatGPT Plusは月額20ドルで提供されていますが、現在も無料版が利用可能です(執筆時時点)。
有料版と無料版の違いは、GPT-4が使用できる点とプラグインを使用できる点が大きく違います。GPT-4になると知識量や思考力も大きく向上し、25,000文字まで入力ができるようになります(無料版は2500文字まで)。
ChatGPTは、簡単な会話から複雑なプロンプト(指示)も理解して答えてくれます。プログラミング言語のコード生成やExcelの関数などの生成も可能です。
文章を要約、校正するときはChatGPT Plus使っています。
下記よりアクセスできます。
Bing AIの特徴
- MicrosoftのウェブブラウザであるMicrosoft Edgeに統合されている。
- 2023年2月7日にMicrosoftよりリリースされた。
- ChatGPTのOpenAIとMicrosoftはパートナー関係。
- ウェブ検索ができるため最新の情報を取得することができる。
- 日本語でも使える。
- Microsoft Edgeを使用すれば誰でも利用できる。
2023年2月7日にMicrosoftからリリースされました。
MicrosoftのウェブブラウザであるMicrosoft Edgeに統合されており、ChatGPTと同じように質問に対して回答を生成しますが、大きく違う点としてウェブ検索が可能でこれにより最新の情報を取得することができます。
特にアカウントや登録をしなくても使えるのはメリットですが、やり取りに回数制限があります。登録やログインなしの場合は5回、Microsoftアカウントでログインすると20回まで増えます(執筆時時点)。
有料版は今のところありません。
回数制限がなければなぁって思います。今後に期待
MicrosoftEdgeが使える環境であれば使うことができます。
Google Bardの特徴
- 会話を重視する特性がある。
- テキストの生成、言語の翻訳、コンテンツの作成、質問への回答など、さまざまなタスクに使用できる。
- Google検索の結果を利用してユーザーの質問に答える。
- 日本語でも使える(2023年6月〜)。
- 有料版はなく、Googleアカウントがあれば無料で使用できる。
- 現在は試験運転中なので、常に新しい機能が追加されている(執筆時時点)。
Google Bardは、2023年2月にリリースされて、6月より日本語で会話ができるようになりました。
Googleが作った「LaMDA」というプログラムを使っており、その軽量版がGoogle Bardに採用されています。
Google検索の結果を利用してユーザーの質問に答えることができることにより、最新の情報を提供することが可能となりますが、必ずしも情報が正しいとは限りません。実際に、インターネット上の情報では、Google Bardの回答の間違いが多いことが指摘されている文章も少なくありません。
下記はGoogle Bardのページに書かれている内容です。
AI の機能には限界があり、常に正しい回答を提供できるとは限りません。みなさんからのフィードバックによって機能が改善されていきます。
https://bard.google.com
GoogleBardは下記よりアクセスできます。
また、Googleは新しいAIシステムの『Gemini』を開発中です。
Perplexity.AIの特徴
- 2022年12月にPerplexity.AIからリリースされた。
- ユーザーが質問を投げると、AIがWEBから最新情報を探し出力してくれる。
- 日本語も使えるがちょっと苦手、回答が英語の時もあり。
- 回答の情報元を必ず併せて出力する。
- OpenAIが開発したGPT-3やGPT-4が採用されている。
Perplexity.AIは2022年12月にPerplexity.AIからリリースされたました。
検索エンジンにAIがくっついたようなイメージで、使用するのに会員登録などは不要なのですぐに使えるのが大きな特徴です。
さらに、回答に使用した情報元を必ず併せて出力してくれる機能は、Perplexity.AIの最大の武器となります。どこからその情報を得たのかを教えてくれるということなので、自分で情報の信頼性を確認することが可能です。
最新の情報を知りたいときや、特定の情報源から情報を得たいときは、Perplexity.AIが力を発揮します。
ChatGPTの次に使っているAIツールで、調べたいものをまとめるときに重宝しています
Perplexity.AIは下記よりアクセスできます。
まとめ
大きく話題になっているけど、まだ使ったことがないという方は多いと思います。
最後に利点や欠点をまとめました。
AI | 無料版/有料版 | アカウント要/不要 | 主な機能 | 利点 | 欠点 |
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ChatGPT | 無料・有料 | 必要 | アイディア出し、文章の校正、要約など | 元ある情報から作業をさせるとピカイチ | 持っている情報は2021年以前のデータなので調べるのは苦手 |
Bing AI | 無料 | 必要(アカウントがあると使用回数UP) | WEB検索して回答 | 情報が正確な可能性が高い | 受け答えに回数制限がある |
Google Bard | 無料 | 必要 | WEB検索して回答 | Gooleが作っている(利点?) | 情報が間違っている場合が多いと言われている |
Perplexity.AI | 無料 | 不要 | WEB検索で回答 | 回答の情報元と回答に関連する質問まで必ず出力してくれる | 若干出力が遅い気がする |
これからこのようなAIツールを使って業務を効率化したり、さまざまな場面で使用することが増えてくると予想されますので、まずは触ってみた方が良いです。
私のおすすめは、ChatGPTとPerplexity.AIなので、ぜひ使ってみてください!